ドコモ・AU・ソフトバンクの12月期連結決算が発表されました。
なんと3キャリアとも増収増益です。
販売台数はあきらかに減っているはず!
去年4月以降、総務省の規制によって、キャッシュバックが減額されました。
それによって買い換える人が減っているはず。
格安スマホへ顧客が流れ、大手キャリアは減収のはず・・・。
という予想は間違えのようで・・・。
実際は増収増益です。
何が起こっているんでしょうか?
ドコモ、AU、ソフトバンクは携帯ショップへ販売奨励金といって1台あたり数万円を「販売しているお店」に支払っています。そして、その一部がユーザーへ「キャッシュバック」というかたちで還元されているのです。
これが0円やキャッシュバック付きで携帯販売ができる仕組みになっています。
が、キャリアが携帯ショップへ支払う販売奨励金が一気に減りました。
なので携帯ショップはキャッシュバックをたくさんだせなくなりました。
さあ、儲かってるのは誰でしょう?
キャリアです。
そういうことです。
だからキャリアが今までキャッシュバックで出していたお金を貯め込んでいるのです。
これに対し総務省は何か指導しないのでしょうか。
これからの動向に期待したいと想います。